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【ビートメイカー論】「数」を作る者に訪れるチャンス

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あなたはピカソの名言を知っている?

“Inspiration exists, but it has to find you working.” (インスピレーションは存在する。だが、それは手を動かしている人のところにしか来ない。)

これはビートメイカーにこそ痛烈に当てはまる真理だと私は思う。なぜ、私たちは「完璧な1曲」を待つのではなく、「大量のビート」を量産すべきなのか?

1. 幸運が当たる「面積」を広げる

ビートメイカーの仕事は、自分のビートを誰か(ラッパーやシンガー、あるいは広告主)に使ってもらうことで成立する。

  • 10曲しか持っていない人
  • 1,000曲のストックがある人

どちらが「今のトレンドにぴったりの曲を探しているラッパー」の目に留まるだろうか? 答えは明白だ。1曲1曲が「宝くじの券」だとすれば、大量に作ることは当選確率を数学的に高める行為に他ならない。

2. 「自分の好み」と「世間のヒット」は一致しない

どれだけ自信作でも全く反応がないこともあれば、15分で適当に作ったビートが爆発的にヒットすることもある。音楽の受け取り方はリスナーに委ねられているからだ。

自分だけで「これは名曲だ」と抱え込まず、どんどん世に放つことで、市場(マーケット)に自分の価値を判断させる。このサイクルを高速化できるのが、量産型のビートメイカーの強みなのだ。

3. 「ワークフロー」という名の筋肉を鍛える

DAWに向かってドラムを打ち、メロディを構築する作業は一種のトレーニングだと言える。

  • 1ヶ月かけて1曲作る人: 意思決定の経験値が「1」
  • 1ヶ月で30曲作る人: 意思決定の経験値が「30」

毎日作ることで、自分なりの

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プロフィール
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1982年生まれ、日本人のビートメイカー・音楽プロデューサー。実験的なヒップホップビートを制作。Genx Recordsのオーナー。国際的な環境で育ったため英語が話せる。趣味は筋トレ、アートワーク制作、ウェブサイトカスタマイズ、Web3。韓国が大好き。

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